第33回公演「ビルのゲーツ」盛り上げ企画#1 諏訪が、ビルのゲーツTシャツを作るドキュメント。

第2回「ストーリー」

諏訪です。この連載も無事に第2回を迎えることが出来ました。さあ、ビルのゲーツTシャツは無事できるのか? それとも?!
いよいよエレファントさんとの打ち合わせの日。エレファントさんからは取締役の西野さんと営業部の辻井さん、ヨーロッパ企画は上田と僕とマネージャーの吉田さんというメンバー。

なぜヨーロッパ企画にTシャツを薦めたか理由を話してくださるエレファントの西野さん。
それは、とあるバーで西野さんとその時ヨーロッパ企画に客演していた菅原永二さんが出会い、その縁で前回公演「建てましにつぐ建てましポルカ」を観に来て、とても楽しんでいただいたそうです。
で、帰りにこれはなにか記念になるものが欲しいなあと物販をみたら、DVDとパンフレット以外、グッズがいっさいなかったのがすごくショックで、グッズが欲しい!できればTシャツが欲しい!と思ってくださったんだそうで、そのストレートな思いから今回の打ち合わせが実現したのです。

そして話し合いは始まりました。話し合いの内容は、Tシャツをどういう体でつくるかです。
上田が発言します。
「ただ単にグッズを作るというよりはなにかストーリーがあればいいんですけどね」と。
「例えばスタッフTシャツとかそういう内々の盛り上がりのために作ったTシャツが、お客さんの評判からあれが欲しいと盛り上がって、じゃあ販売しますよ、というストーリーになれば全然いいんですけどねー」と。
まあまあそれもそうなのだけど、なかなかそのような理想のストーリーにはならないだろうなー、など、そういういろいろなパターンのストーリーの話をしていると、
そもそも作るのは劇団Tシャツなのか?公演Tシャツなのか?みたいなことになり、それは全然違った性質のものだからここは慎重に判断したほうがいい、みたいな感じになったので、
僕がおそるおそる考えていることを話させてもらいました。
あくまでも公演の盛り上げのためにTシャツを作りたい。ということや、公演のキャンペーンに着て行きたい。ということや、Tシャツを作る過程をホームページか、ヨロッパ通信かなにかしらでドキュメントとして載せたい。という感じの事を。
そしたら、まあじゃあそれでいいんじゃないでしょうか。ということになって、今回はTシャツの担当者を諏訪ということにして、エレファント営業部の辻井さんと連絡を取り合いTシャツを作りましょう。ってことになったのでした。
そして早速次の日、Tシャツのパンフレットを辻井さんが持ってきてくれたのです。

(つづく)

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