2014.05.02

はじめまして、ヨーロッパ企画で役者をさせていただいてます、土佐和成と申します。第2話に出演させていただきましたので、その時のお話を少しさせていただきたいと思います。

僕は出演順が少し後だったので、最初、現場ではなく楽屋においてあるテレビモニターで撮影現場の様子を眺めていました。収録はまだ始まっておらず、モニターに映し出されたセットではスタッフさんが、撮影に向けての準備をされていました。出演者のみなさまは、そのモニターには映ってなかったのですが、みなさんマイクをつけてらっしゃるので音声だけが聞こえてくるという状況でした。

しばらくするとモニターからヨーロッパ企画メンバーと会話する矢作さんのお声が、「せっかく東京に来たんだったら、明日オバマ来るから、オバマ見ていったらいいんじゃないですか？」

普段「おぎやはぎ」さんのラジオを拝聴させていただいてる僕は、その矢作さんの音声にとても感動してしまいました。「いっつも聴いてるラジオと一緒や、普段からずっとこんな感じなんや！」と。

現場にいけばご本人達とお話が出来るのに、そこから聞こえてくる音声がラジオみたいで嬉しくて、なかなか楽屋を離れられない、そんな撮影のはじまりでございました。

その後、撮影の時でも、いつもテレビで観させていただいている時と変わらない「おぎやはぎ」さん、「かもめんたる」さんがそこにおられたのですが、テレビでは気づかない事がありまして、それはみなさんの異様なまでの目の優しさです。僕が緊張していたのを見てそのような目をされていたのかもしれないですが、その皆様の優しい目を見てグンと緊張がほどけたように思います。

というようにいちいち感動しているうちに撮影終了を迎えた、そんな感じでございます。あとみなさんのユニフォームの背番号がすごくしっくりきてていいなと思いました。写真は現場で小道具のオモチャをつくるヨーロッパ企画の酒井善史です。