2024.12.05
小説『V3』(森見登美彦・万城目学・上田誠)
明治32年、南陽外史の手により、本邦ではじめて『シャーロック・ホームズの冒険』が翻案されました。当時のタイトルは『不思議の探偵』。この「明治32年のホームズ」とでも呼ぶべきキテレツな作品を、万城目学・森見登美彦・上田誠の3人が自由なスタンスで現代風にリライトしました。
「ヴィクトリア朝三題/Victorian era:3 stories」、略して『V3』。
・森見登美彦×「帝王秘密の写真」
・万城目学×「禿頭倶楽部」
・上田誠×「奇怪の鴨の胃」
以上3編に加え、万城目学による「はじめに」「あとがき」も収録しています。(A5サイズ・96ページ)
挿絵:後藤円香