監督|近藤啓介 KONDO Keisuke
出演|本多力 時光陸 中野陽日 ひと:みちゃん 杉山まひろ 吉本想一郎 申芳夫 石川ともみ 川口新五
脚本|小村昌士 ワインちゃん 脚本協力|上田誠(ヨーロッパ企画) 第12回シネアスト・オーガニゼーション大阪助成作品

助監督|青木伸和 撮影|千田瞭太 照明|夏梅北斗 録音|木村健太郎 美術|松本真太朗
制作|西島雅偉 プロデューサー|吉田和睦
製作|YAMATON PRODUCTION ヨーロッパ企画/オポス

2016/日本/100分/Color/Dolby Digital

イントロダクション

本作品は、第12回シネアスト・オーガニゼーション大阪(略称:CO2)助成企画として制作されました。
CO2は 2004年度より、大阪映像文化振興事業として映像制作者の人材発掘を行い、大阪を映像文化の創造・発信拠点とする事を目指してスタートしました。
全国から飛躍すべき映画制作者たちの劇映画企画を募集し、その制作に対して助成金や制作協力という形でバックアップを行っています。
作品は完成後、3月に開催される「第 11回大阪アジアン映画祭」にエントリー致します。
本年度で 12回目を迎える CO2の出身監督は商業作品の場でも活躍し、若手を発見・育成するプロジェクトとして映画映像業界から大きな注目を集めています。



主なCO2出身監督

横浜聡子(第3回助成監督)
『ウルトラミラクルラブストーリー』(2009)主演:松山ケンイチ・麻生久美子
石井裕也(第3回助成監督)
『バンクーバーの朝日』(2014)主演:妻夫木聡
三宅唱(第6回助成監督)
『Playback』(2012)主演:村上淳・渋川清彦
リム・カーワイ(第7回助成監督)
『恋するミナミ~Fly Me To Minami~』(2013)主演:シュリーン・ウォン・竹財輝之助

ストーリー

2020年、宇宙人・P星人による地球侵略が始まる。
2025年、P星人により完全制圧される。
2030年、地球政府側に宇宙課が発足され、宇宙課を挟むことで、地球人と P星人が直接、接触することがなくなった。
そして、ひとつの条例が生まれた。
「地球人被食制度」
検査により、P星人が旨味を感じる成分(サモグロビン)がより多く検出された地球人を被食者とする。(サモグロビン)とは人それぞれが持つ{悲しみ}が生み出す成分である。
「被食者認定証」が届いた地球人は逃れるすべなく、1週間の「下ごしらえ期間」(被食日まで風呂に入ってはいけない、毎晩体中にクリームを塗らなければならない、など)」を経て、必ず被食されなければならない。
これは、その手紙が届いた 1人の男の、宇宙人に食べられるまでの 1週間である。


ある日、工場員の村田の元に「被食者認定証」が届く。
人とのコミュニケーションが苦手な村田だが、工場の後輩・木下が美味しそうに弁当を食べるのを見て、思わず「それ美味しい?俺って美味しいのかなぁ」と言う。
戸惑っている木下に村田は「被食者」になった事を告白する。淡々と仕事に戻ろうとする村田に、木下は「働いている場合ですか!」と一喝。被食日までにやりたいことリストを作り、離れて暮らす村田の娘・詩織に会いに行く。しかし、元嫁・さなえは「被食者扶養保険」のお金の話しかしない。気晴らしにと、木下は村田をショーパブに連れて行く。
そこで働くゆきちゃんの垢抜けていて、人懐っこい性格に村田は徐々に惹かれていく。被食者に選ばれても仕方が無いと思っていた村田だったが、次第に生きる喜び、友情、愛を知っていく。
それに比例して、村田の(サモグロビン)の量は減っていくのであった・・・


監督コメント

  • 宇宙人に食べられるまでの1週間を過ごす男の話です。
    宇宙人が支配している地球で、政府側が発足した、「宇宙課」を挟み、1枚の手紙がランダムに届けられる。「被食者認定証」。
    それが届けられた人間は逃れるすべなく、宇宙人に補食されなければならない。
    あくまで、ストーリーを人間ドラマで描き、主人公が悩み、悲しみ、頑張る姿を真摯に表現する。
    が、それが「宇宙人に食べられる」という大きな設定の中にあることで、よくよく考えてみると、主人公の悩み、悲しみ、頑張る姿が「おもしろく」感じてくる。と考えました。

  • また、このストーリーは、いくつかの側面をもっており。
    「被食者認定証」が戦時中の赤紙とかぶり、社会風刺にもなる側面があるのです。しかし、あくまでエンターテイメント性を重視し、その1面が見えないように描こうと考えています。
    「食」に関する思いと、人が死ぬまでの1週間を独自の目線で伝えたいと思います。
    最後に、この映画が現実にならないことを祈るばかりでございます。


    監督 近藤啓介

監督紹介

近藤啓介 - KEISUKE KONDOH -

1993年大阪府生まれ。2011年、映画監督を志し大阪芸術大学芸術学部映像学科入学。
共同監督した『小村は何故、真顔で涙を流したのか?』が
第17回京都国際学生映画祭長編部門にてグランプリを受賞。
翌年、大阪芸術大学芸術学部映像学科卒業制作『APOLO』を監督。今作が3本目の長編映画となる。

『APOLO』予告編~Youtubeより

『小村は何故、真顔で涙を流したのか?』予告編~Youtubeより

キャスト・スタッフ



キャスト

本多力
時光陸
中野陽日
ひと:みちゃん
杉山まひろ
吉本想一郎
申芳夫
石川ともみ
川口新五


スタッフ

監督|近藤啓介
脚本|小村昌士 ワインちゃん
脚本協力|上田誠(ヨーロッパ企画)
助監督|青木伸和 坂井孝太朗
撮影|千田瞭太
照明|夏梅北斗
録音|木村健太郎
美術|松本真太朗
衣裳|森谷きよら 池本陽海
メイク|藤澤萌
音楽|スミダケンスケ キノシタぺぺ
アートディレクター|堀口努(underson)
宣伝写真|有本真紀
HP制作|宇高早紀子

助監督応援|渡邊和音 原田千春
制作助手|田中慧 加藤綾乃 清水元喜 赤穂綾美
撮影助手|山村凌平 原田莉奈 阿部周一
照明助手|堅木直之 新甫悠祐 照明応援|安田顕 上方啓文 栢工侑大
録音助手|浦川みさき 森山一輝 古橋賢太
録音応援|中村未来
美術助手|小林奨伍 美術応援|西田佳明 村地廉太郎
衣装応援|鳴瀬聖人

制作:西島雅偉
プロデューサー:吉田和睦
製作:YAMATON PRODUCTION ヨーロッパ企画/オポス


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Special Thanks

吉田 英彦  栗原 亜紀子  西村 俊哉  西村 史子  牧野 洋美  今井 太郎
石川 広大  志場 泰造  もぐくん  南野 佳嗣  Ozaki Masaco  千葉 純子
黒岩 美加  碇山 菜々子  佐藤 精一  中野 洋子  ロロトマシ
佐藤 智弘  泉 景子  泉 榮子  宮下 佳代  三好 万理
羽田 真由子  綾城 敏晃  光真 宣貴  清水 友貴  窪 香奈美
佐渡 仁美  堀口 美帆  楠田 英男  かえるすもっぐ 玉村 優人
千葉  柴 ゆり  鎌田 馨子  寺田 絵美  谷 政実  梵 玉
岡村 ゆきを  大場 さやか  Chiba Yukari  鈴木 健太  竹本 こはる
杉山 正佳  田川 晴子  渡辺 恵美子  草波 春香  大谷 彩佳
マリン  青木 一康  西島 詔子  小島 大助  宅間 忍
上方 郁文  矢口 博之  Watanabe Masafumi  浦川 好広  浦川 早苗
藤井 正子  R C  牧浦 透  ひえぴた子  宮田 茂子  岡田 まき
上田 勝敏  瀧本 哲也  Karukaya Satoshi  林田 晃洋  かじ 葉子
西島 諄  俵積田 真由  白木 青子  光真 梨衣  山本 移津子
池本 峰隆  Shibata Satoru  南木 京子  エチカ  Daa Hitomi
Yoshida Miya  伊東 孝将  郷 進太郎  村西 愛弥  西島 敏彦
ゆきやなぎ  Yamayoshi Rika  山村久美子  佐藤愛美  無慈悲なパイプ

登場人物

本多力

as 村田よしお

工場で働く孤独な男。信頼している友達や、恋人もいない。深い悲しみに溢れている。

時光陸

as 木下てるお

村田の工場の後輩。真面目で一直線。正義感に溢れている。 村田が被食者に選ばれた事を知り強く同情する。

中野陽日

as ゆきちゃん

ショーパブで働く女。垢抜けていて、人懐っこい性格。

ひと:みちゃん

as イッセイ

ゆきちゃんが働くショーパブで定期的にライブをしている男。普段は路上で弾き語りをしている。村田と出会い、村田の書いた詩に感動し一緒にステージで歌おうと誘う。

石川ともみ

as さなえ(48)

村田の元嫁。詩織が出来て結婚するが、すぐに村田を捨てて出て行った。気が強い性格で、村田が被食者になったことを知るが「だから何?」ぐらいに思っている。

杉山まひろ

as 詩織(18)

村田の実の娘。幼い頃に両親が離婚しているため、父の記憶はほとんど無い。

吉本想一郎

as たけちゃん(42)

村田の小学校時代の同級生。幸せな家庭を持ち、一流企業に勤めている。

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