• ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ vol.6
ヨーロッパ企画の京都ニューシネマvol.6

今年、2本の新作短編映画を手掛けるのは、
昨年末に第10回ショートショート
ムービーフェスティバルで鮮烈な勝利を飾った、
ヨーロッパ企画期待のニューマン(新人)こと甲斐隼平。
そして、サンリオライクなガーリーバトル映画で新境地を開拓、
レッドフォードならぬブラックツリーこと黒木正浩。
さらに日替わりプログラムも、
南米ボリビアのゴールドラッシュより充実!

7日間のあてなき逃走劇のはてに。
「今度はオーストラリアへ行こう」「いいや、全国ロードショーだ」
COCON烏丸から飛び出す二人。ストップモーション。銃声。

新作映画


新作2本立て上映会
甲斐隼平・黒木正浩 毎日登壇!ヨーロッパ企画メンバーも日替わりで来場!

15日(土) 司会:石田剛太 ゲスト:チョップリン西野恭之助 (芸人)
16日(日) 司会:永野宗典 ゲスト:小清水瑛 (俳優)
17日(月) 司会:酒井善史 ゲスト:村角ダイチ (俳優)、日下七海 (俳優)
18日(火) 司会:諏訪 雅 ゲスト:黒木映画のキャラクターたちによる襲撃あり?!
19日(水) 司会:中川晴樹 ゲスト:篠田知典 (カメラマン)
20日(木) 司会:角田貴志 ゲスト:ブレイキン小林 (ヨーロッパ企画スタッフ)
21日(金) 司会:土佐和成、本多力 ゲスト:日下七海 (俳優)

SF-すごくふつう-

「SF-すごくふつう-」

脚本・監督:甲斐隼平 2019/日本/20分

出演:朴香実、小清水瑛、石田剛太、酒井善史、土佐和成、永野宗典、藤谷理子(声の出演)、中川晴樹(声の出演)

大学生の女の子、ミツノとヒトミは対照的な性格で、噛み合わないところも多々あるが、いつも一緒の仲良し。そんな彼女たちの身には「すこしふしぎ」なことが節操なく起こるが、特に支障が出ることもなく、「すごくふつう」なガールズライフを過ごす…
ナンセンス・オブ・ワンダーな6本の超短編集。

2018年末、「第10回ショートショートムービーフェスティバル」京都大会において、初参加の若手監督ながら、「コンセプト」という短編作品でみごと優勝した甲斐監督。その優勝特典として、京都シネマより助成をうけ、新作を撮り下ろしたのが今作品。「ヨーロッパ企画の暗い旅」でも作家を務める監督の、王道とは程遠いナンセンスSF短編集。



打つ!涙なむ ~お友だち見つけたらなんと!?~

「打つ!涙なむ ~お友だち見つけたら、なんと!?~」

脚本・編集・監督:黒木正浩  2018/日本/24分

出演:藤谷理子、ボブ・マーサム、村角ダイチ、日下七海、朴香実、左子光晴

ナムちゃんは数十年間、お友達探しの旅をしています。その途中、町の人々を洗脳して町内を支配しようとする組織と出会ったのですが…なんと!?あらゆる人と理解し合い仲良くなる”奈美田ナム”の物語です。不思議な蹴りを打(ぶ)ってお友だちが沢山できるお話。

ヨーロッパ企画において独自のポジションを築き、「黒木映画」としか呼びようのない、少年漫画的なポリシーと稚気にあふれる作品を繰り出しつづける黒木監督。しかし今作ではこれまでの男気は鳴りを潜め、実はサンリオキャラクター好きである監督の、ガーリーでポップな趣味が前面にでた作品に。監督本人も、自身を「クロリオ監督」と名乗りはじめるほどの転機作。

日替わりイベント

6月15日(土)

「第10回SSMF全作品一挙上映会」

登  壇:上田誠、石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、
     中川晴樹、永野宗典、本多力、甲斐隼平、小林哲也、左子光晴、
     中田歩、間宮大貴、松宇拓季、鍋島雅郎、黒木正浩、山口淳太、
     柴田有麿

「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ」vol.6の幕開けは、5分間のショートムービーが18本!そして参加監督もわりとほとんど勢ぞろい! 先だって京都・東京で行われた「第10回ショートショートムービーフェスティバル」で作られた作品たちを、全部一挙に上映します。そして作品を斬ってゆくのは、成績がさほど振るわなかった、永野宗典の独断!負け惜しみか、本質論か?

6月16日(日)
ゲスト飯田譲治

「第8.5回SSMF ホラー大会ふたたび」

[ゲスト] 飯田譲治(映画監督)

登  壇:甲斐隼平×永野宗典、黒木正浩×酒井善史、小林哲也×角田貴志、
     左子光晴×中川晴樹、中田歩×諏訪雅、鍋島雅郎×土佐和成、
     松宇拓季×石田剛太、山口淳太×本多力、上田誠

かつて京都ニューシネマで行われた、第8回ショートショートムービーフェスティバル「ホラー大会」が、それこそアンデッドのように蘇ってきた! 今年の劇団公演がホラー風味であることにあわせ、京都ニューシネマでもホラー映画決戦ふたたび。役者メンバーと若手スタッフがバディとなり、新作ホラー短編8本でサバイバル。審査員は「NIGHT HEAD」「らせん」「ドラゴンヘッド」の飯田譲治監督!

6月17日(月)

「みんなで暗い旅」

登  壇:石田剛太、上田誠、酒井善史、鍋島雅郎、ほか
上映作品:「絶対に絶対に置いていってはいけない旅」完全版、ほか

京都発のドキュメンタリーバラエティ「ヨーロッパ企画の暗い旅」を、みんなで見ましょう! という上映会。いつもは膝を抱えて一人でみるこの番組を、集まって見るのは楽しいし勇気がわきます。せっかくなので今回は、「絶対に絶対に置いていってはいけない旅」を、ちょっと放送できなかったヒヤリハットな場面もあわせて完全版を公開! 他にもいろいろ上映してしゃべります。シャベクリなにわDもいます。

★来場者特典:暗い旅ステッカープレゼント!

6月18日(火)
ゲスト今井隆文

「絶対に観てはいけない諏訪ナイト」

[ゲスト] 今井隆文(俳優)

登  壇:諏訪雅、ほか
上映作品:YNN「ぬーさん江戸へ行く」、「マスマティックな夕暮れ」、
     「絶対においていってはいけない THE MOVIE」、ほか

絶対に、観てはいけない上映会です。ヨーロッパ企画において、NMB48とのドラマシリーズや「エン=ケンが未来からやってきた!?」「つばめ刑事」など、脚本・監督としてめきめき牽引中の諏訪雅が、自作をセレクション上映してトークします。ゲストには、諏訪ミュージカル「道玄坂歌合戦」での盟友、今井隆文さん。さらには撮りおろしの新作短編も企画中! 絶対に、絶対に観るなよ!

6月19日(水)

「角田万博」

登  壇:角田貴志、ほか
上映作品:「ロック」、「志ず江」+「その後の志ず江」、「ずべ川ずべ雄の初恋温度」+「その後のずべ川」、ほか

ヨーロッパ企画の役者でありながら、イラストレーターとしても活躍し、「銀河銭湯パンタくん」(NHK Eテレ)、「趣味の園芸 京も一日 陽だまり屋」(NHK Eテレ)、「暗い旅」など、多方面のアートワークを手掛ける角田貴志による「万博」。ここでしか上映されない自作映画の上映、そして過去に作ったペープサートを会場に展示。角田しか入手ルートを知らない「ヨックリマンカード」も来場者にプレゼント! シャベクリなにわDが出るかも!?

★角田貴志製作の人形展示アリ!
★来場者特典:ヨックリマンカードをプレゼント!

6月20日(木)

舞台「サマータイムマシン・ブルース」
ブルーレイ先行上映会

登  壇:酒井善史、角田貴志、土佐和成、中川晴樹、本多力、ほか

2018年の夏に行われた、劇団20周年公演「サマータイムマシン・ブルース」「サマータイムマシン・ワンスモア」が、劇団初のブルーレイに! それを記念し、舞台映像を一足早く上映します。まずは、2001年初演、今回で4演目の「ブルース」から。出演メンバーとともに、あの暑い夏をもう一度。映画ってタイムマシンですからね。映画じゃないですけど、舞台映像ですけど。

6月21日(金)

舞台「サマータイムマシン・ワンスモア」
ブルーレイ先行上映会

登  壇:上田誠、石田剛太、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、土佐和成、
     中川晴樹、永野宗典、本多力

「ヨーロッパ企画の京都ニューシネマ」vol.6の最後は、昨年の舞台「サマータイムマシン・ワンスモア」の舞台映像を上映! 「ブルース」と2作あわせてブルーレイになるんです。劇団所属の映像ディレクター・山口淳太による撮影と編集は、エバーグリーンなクオリティ。「ブルース」から15年後の夏の物語を、出演メンバーたちとともに。これから行われる、21年目の本公演の予習にもどうぞ。

ムービー

京都ニューシネマvol.6 新作映画予告編

予告編「京都ニューシネマvol.6」

甲斐動画

予告編「SF -すごくふつう- 」監督:甲斐隼平

黒木動画

予告編「打つ!涙なむ ~お友だち見つけたら、なんと!?」監督:黒木正浩

開催概要

2019年6月15日(土)~21日(金)

[ 新作2本立て上映会 ]
18:50開場/19:00開演(20時10分終了予定)

[日替わりイベント]
20:20開場/20:30開演 (終了時刻は日により異なります。)

ヨーロッパ企画とは

京都を拠点に活動する劇団。近年は「企画性」に重きを置いた”企画性コメディ”を掲げ、「ゲートコメディ」「文房具コメディ」などに取り組む。
17年には「来てけつかるべき新世界」で、上田誠が第61回岸田國士戯曲賞を受賞。創作のベースを京都に置きながら、さまざまな形で作品を発信し続けている。

ヨーロッパ企画

京都シネマとは

四条烏丸にある、最新の音響上映設備を備えた3スクリーンのアート系の映画館。新旧を問わず、独自に選んだ良質の映画を提供。特定の監督や俳優、国を取り上げてその代表作を特集上映したり、過去の名作をリバイバル上映など、企画上映も行っている。アジアやヨーロッパ、南米など、世界中の映画を楽しめる。狂言やコンサートなど映画以外のイベントも多数開催。

京都シネマ

チケット


新作上映会

[当日券のみ]
1,000円 (京都シネマ窓口のみ)


日替わりイベント

[前売券]
1日券 2,500円
フリーパス 12,000円 (30枚限定)
チケットぴあ 0570-02-9999 Pコード:559-886 好評発売中!

[当日券]
2,800円 (京都シネマ窓口のみ)

※フリーパスをお持ちの方は「新作上映会」も合わせてご鑑賞いただけますが、
ご入場の際、「入場引き換え券」が必要となります。
当日、京都シネマ窓口にてお渡しいたしますので、
スタッフにお申し付けください。


各チケットでご覧いただけるプログラム



|  注 意 事 項  |


・開場は開演の10分前です。
・チケット、フリーパスに記載されている整理番号順にご入場いただけます。
・場内は全席自由となっています。
・フリーパスをお持ちの方で「新作2本立て上映会」をご鑑賞の際は、「入場引き換え券」が必要となります。当日、京都シネマ窓口にてお渡しいたしますのでスタッフにお申し付けください。
・登壇者は、都合により予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。